考え方について
イライラするのは、感情をコントロールする肝が熱を持っているのが主体と考えますが、その熱がどこに波及するかによって、伴う症状が変わります。
頭痛、不眠、湿疹、咳、胃炎、腹痛など、いろいろな症状が現れます。イライラに対する薬だけでは、症状が治まりきらないことがあり、その場合は改善したい症状に対する薬をうまく組み合わせることが有効です。
また、その肝の熱の元は何なのかを考えることが、重要になります。気の渋滞から熱化している、興奮を抑える神経の機能が落ちているなどを考え、根本治療に繋げます。
治療について
仕事やプライベートでストレスが多い場合、お薬に加えて、そのストレスから体への影響を小さくすることが大切です。
おそらく、ストレス発散だけでは追いつきません。周りからの情報と刺激→心と体が受け取る→情報と刺激を解釈する→ストレスが溜まる→症状が出るという流れなので、全ての段階で少しずつ次への影響を小さくしていきます。
お薬の効果は、1週間くらいで実感できることも多く、割と早く出ることが多いです(根が深いと、もう少しかかるかもしれません)。
「ストレスが溜まるなら、仕事を辞めればいい」と言われても、そういうわけにはいかない場合も多くあります。責任感が強い方は、なおさらです。
もちろん、ひとには向き不向きがあり、人と人との関係も、馬が合う合わないがあり、転職や職場を変えることも選択肢には入れたほうがよいと思います。
ただ、すぐには変えられないとき、もう少し頑張らないといけないときは、漢方薬に頼っていただいてもよいかと思います。
症状が改善できるよう、一緒に進んでいきたいと思います。
