考え方について
膝関節痛は、水が溜まっていか、熱を持っているか、筋力低下はないか、軟骨は問題ないか、悪化・改善する条件は何かなどによって、方針を決めていきます。
水が溜まっている方や、水太りの方は、まず、水の巡りを良くすることを考えます。局所に炎症があっても、水の巡りを良くする薬は入れておきます。
熱を持っている場合、炎症を取る薬を入れます。胃腸が弱い方は、胃もたれすることがあるので、胃腸を保護する薬を同時に入れることもあります。
悪化・改善条件によって、表面上の薬を決めます。体質改善に、症状改善の表面上の薬を加えることで、より効果が増します。
高齢者の場合、筋力低下や関節内の軟骨がすり減っていることが大きく関係していることがあり、合わせて考えていきます。
治療について
まずは、膝に負担をかけすぎないことが大切です。恰幅がよい方の場合、体重を減らすことが重要です。
膝関節への負担を減らすための筋力アップも重要です。筋肉は膝サポーターと同じ働きがあります。筋力が体重の一部を支えて、膝にかかる負荷を減らしてくれます。自転車や水中ウォーキングなどは、膝への負荷が少なく、筋力アップにも効果的です。
水や炎症が主に関わっている場合は、早く改善することが多いです。
筋力低下や軟骨が関わっている場合、ご高齢の場合は、時間がかかることが少なく在りません。2週間〜1か月単位で改善するかを見ていきます。
