声がれ(嗄声)2例

1,

お悩み:声がれ

今までの経過

 咳がひどいかぜをひいた。麻杏甘石湯をもらったがあまり効かず、自然治癒。昨日から、かぜの症状がなくなった代わりに声がかすれて出にくくなった。

その他の症状・漢方的所見

 痰が少し、咳が少し。喜冷飲(+)。のどの乾燥感(+)、のどの違和感(+)。

 脈右寸やや実、関有力ぎみ、数。左寸右と同程度

 舌やや紫、紅、中央白膩苔

来店後の経過

 肺熱。肺を少し潤して熱を取る薬と、炎症による浮腫を取る薬を2日分。

 2日後、かなりマシになった。とのこと。客観的にも正常に聞こえる。

思うこと

 嗄声は、声帯の炎症、浮腫、乾燥、反回神経の異常、肺の機能低下がある。

 このケースは、声帯の炎症と浮腫のせいだと思う。

2,

お悩み:声がれ

今までの経過

 かぜ治愈後、声がかすれる。朝<夕。ずっと声を出していると悪化。現在はかぜの症状なし。のどの乾燥若干あり。

その他の症状・漢方的所見

 喜冷飲。紅舌。右寸脈弱ではない、右関脈沈取無力。

来店後の経過

 咽頭部や気管に炎症はある、気虚もある。

 肺熱を取る薬と肺の気を補う薬を組み合わせる。3日分。

 その後に聞くと、1日で軽快。3日で治愈したとのこと。

思うこと

 このケースは肺の機能低下が絡んでいた。