昼間の体のだるさ

お悩み:昼間の体のだるさ

今までの経過

 だるさは朝はなし。昼食後もなし。昼寝の後2~3時間は体がだるい。動いているとだんだんマシになる。季節、天気、風呂、肉体的疲労などは関係なし。

その他の症状・漢方的所見

 お話ししていると肝陽が強い印象。体格よい。

 ストレス特になし。不安ややあり。イライラややあり。物音に敏感。肩こりあり。頭痛なし。胸やけなし。やや軟便。小便問題なし。めまい・立ち眩みなし。足が冷える。手は冷えない。喜冷飲。腰痛あり。酒3日/週。食事量やや少ない。手汗あり。寝汗なし。目が疲れやすい。ガス2~3回/日。腹脹あり。中途覚醒があるが、またすぐに眠れる。

 右寸脈問題なし。関脈沈取有力。尺脈問題なし。左関脈有力ぎみ。尺脈問題なし。

来店後の経過

 だるさは気の滞り、不眠は肝気の高ぶり+心熱として、薬を組み合わせる。14日分。

 夢を見なくなったが、昼寝後のだるさは変わらず。改めて問診。足のむくみなし、曇天時不調なし、車酔いしやすいことはない、嘔気なし、胃酸逆流なし。気を巡らせる薬を変更。胃腸由来の湿が体のだるさをひきおこしているのかもと思い、少し手を加えた。14日分。

 昼寝後のだるさはあるが、ややマシになったとのこと。もう少し話を聞くと、ずっと前からのどが痞えるとのこと。ああ、痰気互結もあるのかと思い、柴胡剤を派生させて、理気薬と一緒にお渡しした。

 14日後、調子がよいとのこと。同じお薬を28日分。

思うこと

 結果的に八味解鬱湯の派生になった。今回の主訴がその適応症の1つなのかは、検討していかないといけない。

 八味解鬱湯は、やせ型で血圧が低くて敏感で……となっているけど、まあ、組み合わせ次第だとは思う。