考え方について
胸部に熱があるか、冷えがあるか、血液の流れが悪いか、エネルギー不足か、気の渋滞かなどを考えます。
熱があれば、不眠や不安、イライラや興奮しやすいなどの症状を伴うことがあります。
冷えがあれば、冬や夜間、冷えた時に悪化しやすく、お風呂に浸かると楽になる傾向があります。
血液の流れが悪いのであれば、締め付けられるような感覚があったりします。
エネルギー不足であれば、夕方に悪化する傾向があります。
気の渋滞であれば、精神的ストレスに関係する傾向があります。
この他、水の渋滞であれば、咳や動悸を伴うこともあります。また、感染症の途中や、感染症の後に症状が出てきた場合、また違った考え方で薬を選びます。
治療について
発症した時点を覚えていたり、今までに感じたことのないくらいの痛みであれば、重大な病気の場合もあるため、まずはクリニックや病院を受診したほうがよいです。
そうでなければ、漢方の適応と考えられます。
違和感や胸痛が出やすい時間帯があれば、その時間帯の前から重点的に服用していただきます。
冷えが原因であれば、熱々の煎じ薬で服用したり、エキス剤を熱湯に溶かして服用してもらいます。
最後に
胸の違和感や痛みは、重大な病気ではないかと心配になりやすい症状です。繰り返しになりますが、発症した時間を覚えていたり、今までに感じたことのない痛みでなければ、緊急性は少ないです。
現代医学で原因不明の場合は、特に漢方でないと解決できないことが多いので、ご相談いただければと思います。
