めまいの考え方について
めまいは、頭の気(≒エネルギー)や血(≒血液)や精の不足、頭に熱がある、頭に水が渋滞しているなどを考えます。
頭痛、目の充血、目の乾燥や疲れ、耳鳴り、立ちくらみなど、他の頭の症状の有無や性状から、症状の原因を探ります。
気血精の不足を考えた時は、胃腸の強さ、精神的ストレス、年齢を考慮してお薬を決めます。気がどのレベルで不足しているか、血を補充するにも生薬で胃がもたれたりしないかなどを考えながらお薬を決めます。
めまいが起こる体の状態について
頭に熱が昇っている場合、その熱源は何かを考えます。精神的ストレスが原因か、神経の興奮を抑える機能の低下か、血の分布の偏りで体の上下の熱の交流がうまくいかないのかなどを考え、薬を決めていきます。
頭に水が渋滞しているというのはわかりにくいですが、細胞がむくんで神経を圧迫しているとイメージしてください。この場合は、もともと水太りで水を溜め込みやすい体質か、胃腸が弱くて水が溜まりやすい体質か、代謝が落ちて冷えている体質かなどによって、選ぶ薬が変わります。
治療について
症状が起こった時に飲む薬として、即効性のある薬をお渡しすることがあります。頻発する場合や、症状が強い場合、不安が強い場合は、薬を携帯してもらい、何かあればすぐに服用してもらいます。1日複数回飲んでもよいような安全性の高いものを選びます。
めまいの頻度、程度、症状の感じ方が変化して、徐々に治る方もいれば、薬を飲みだしてから一切なくなる人もいらして、治り方はそれぞれです。
最後に
めまいは、起こっていなければ元気で、他人にはわかってもらえないことが多い症状です。いつ起こるかという心配を減らして、健康に過ごせるよう、お手伝いいたします。
