湿疹の漢方治療

考え方について1

 湿疹には、いろいろなステージがあります。

 表面が発赤する、赤く盛り上がる、水ぶくれができる、黄色く化膿する、表面の組織が欠けるなどあり、それぞれ治療法が違います。表面の状態から、気血水がどうなっているか、熱を持っているかどうかなどを判断して、薬を決めます。

考え方について2

 その人の体質も重要です。

 もともと神経の興奮を鎮める力が弱く熱を持ちやすいのか、イライラから熱を生みやすいのか、すぐに化膿する体質なのか、体表面の気(防御)が弱いのか、水の巡りが悪いのか、エネルギー不足で治る力がないのか、血の巡りが悪いのかなどなど。

 湿疹だけを標的にした薬で効きが悪い場合、特に何度も繰り返してしまう場合は、その人の体質を考えてお薬を決めていきます。

治療について

 かゆみが強い、あちこちにできたりするのであれば、漢方では”風(ふう)”が関係していると考え、風を排除する薬を中心に考えます。

 ぷくっと膨れるのであれば、水や熱を中心に、甚だしければ”毒”と捉えます(毒というと胡散臭く聞こえますが赤く強く膨れているのをそう呼ぶだけです)。

 浸出液が多くでれば、水の渋滞と考えます。

 薬はいろいろな選択肢があり、よい配分で組み合わせていきます。

 大抵の場合、皮膚の反応は早く、4〜5日単位で良くなっていくことが多いです。

 お悩みの方は、よければ一度ご相談ください。