40代
お悩み:○○
- 今までの経過
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20代から症状がある。夏には浸出液が多い。痒み(+)、特に風呂上りから夜。季節による悪化改善特になし。お酒や食事の量が多いと悪化しやすいと感じる。熱感(+)。ひどくなると爪が潰れて変形する。症状のある部位の皮膚は肌理が荒い。
- その他の症状・漢方的所見
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冷えは足だけ。冬にカイロ不使用。喜温飲。疲れやすさなし。血圧低くない。イライラ(-)。こむら返り(-)。爪床やや紫。唇は暗赤色ではない。症状のある部位は赤黒い。曇天時不調(-)。車暈(-)。
尿は1日10回以上。軟便気味。睡眠問題なし。
舌紅、胖大、歯痕(+)。滑苔、微黄膩苔。
脈右関沈取有力、やや浮。やや滑? 右尺有力。左関沈取でやや渋? 左尺有力
- 来店後の経過
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局所は於血+熱と考え、血熱を取る薬と血の巡りをよくする薬を合わせて14日分。
14日後、ややマシ。水を除く薬を少し足して14日分。
14日後、手はマシ。あかぎれもない。ただ、みぞおちのやや左が押さえつけられるような違和感がある。前回の薬を飲みだしてからで、3~4日前にハッキリと違和感になった。舌紅、ほぼ無苔、滑苔。裂紋(+)。右関脈やや弦、有力。左関脈やや微、右より弱い。胃を乾かし過ぎたと思い、ベースは同じ、化痰を無くして胃陰を補う処方を足して14日分。
14日後、みぞおちの違和感無くなった。手もほぼ正常。薬を徐々に減らしてもよいとお話ししたが、まだ忘年会で食事が乱れるので続けたいとのこと。
その後、少し続けて、再発がないようなので、漸減。
- 思うこと
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半夏は滑苔でも使えるとなっているが、自分の感触ではあまり当てはまらない。厚苔や膩苔でなくても使えるのは、のどにハッキリと痰が絡んでいる時だけ。そうでなければ、滑苔だけで半夏はやめておいた方がいいように感じる。
始め、1種類だけでは改善しなかったか、改善が遅かったと思う。ひどくなると爪が潰れる、病変部位の色が赤黒いことから、於血が絡んでいる。血の巡りをよくする薬を使うことで、もう一方の薬が病変部位に届いたのだと思う。
